
FoundByAIのllms.txtが404になる原因とDiviショートコード混入の修正手順
FoundByAIが生成する /llms.txtが404を返す場合、Rank Math SEOやYoast SEOなどのSEOプラグインがエンドポイントを確保していることが主な原因だ。プラグインをバージョン1.3.6以降に更新すると、404とDiviショートコード混入の両方を解決できる。
llms.txtが404を返す原因は何か

/llms.txtにアクセスすると404になるのに、パーマリンクを再保存してもキャッシュを削除しても直らない。この症状は多くの場合、SEOプラグインが /llms.txtというURLを「自分の管轄」として押さえていることが原因だ。
Rank Math SEO、Yoast SEO、All in One SEOなどは、llms.txtを自ら配信する機能を持っている。FoundByAIは1.3.5以前、これらのSEOプラグインが有効化されていると「SEOプラグインが配信するだろう」と判断し、/llms.txtの配信役を自ら降りていた。
ところがSEOプラグイン側のllms.txt機能がオフになっていると、どのプラグインもURLに応答しない。結果としてHTTP 404が返る。これが「プラグイン上は生成済みと表示されるのに、実際のURLでは404になる」理由だ。
エンドポイントの担当がSEOプラグインとFoundByAIの間で競合していた状態だ。
Rank Mathのllms.txt機能がオフの環境で起きやすい
特にRank Math SEOは、llms.txt配信機能がデフォルトでオフの状態が多く、AI関連機能を無効化している場合はなおさらだ。しかしFoundByAI 1.3.5以前は「Rank Mathが有効化されている」という事実だけで配信を譲っていたため、404が発生しやすかった。
パーマリンク再保存やキャッシュ削除で直らない理由
この404は .htaccessの書き換え設定ではなく、プラグイン同士の「エンドポイントの取り合い」が原因だ。パーマリンク設定を変更しても、ファイル転送の設定や配信ルールが変わらないため、状況は改善しない。キャッシュが原因でもないため、キャッシュを削除しても同じ結果になる。
FoundByAI 1.3.6への更新で直す手順

バージョン1.3.6では、他のプラグインが /llms.txtを配信しない場合、FoundByAIが自ら配信するように動作が変わった。更新するだけで404は解消する。
更新から配信確認までの一連の流れだ。
更新前に使っているSEOプラグインを確認する
まず利用中のSEOプラグインがllms.txtを配信しているかを確認する。配信しているなら、そのSEOプラグインのファイルが優先されるため、FoundByAI側の設定を変更する必要はない。配信していない場合に、1.3.6以降のFoundByAIが自動で代替する。
更新後の動作確認方法
更新後は、シークレットウィンドウで /llms.txtにアクセスしてHTTP 200が返ることを確認する。あわせて /llms-full.txtの内容にDiviショートコードが残っていないかも目視で確認する。ブラウザのキャッシュが残っていると古い結果が見えることがあるため、シークレットウィンドウを使うのが確実だ。
llms-full.txtにDiviショートコードが混入するのはなぜか

llms-full.txtに [et_pb_section] や [et_pb_row] などの生のショートコードが出力されるのは、生成処理がDiviのモジュール読み込みよりも先に実行されていたためだ。1.3.5以前のFoundByAIは、DiviがショートコードをHTMLに展開する前にページ内容を収集していた。
この結果、Diviのテキストモジュールやアコーディオン、カスタムHTMLブロックの中身が、読みやすいテキストではなく生のショートコードとして埋め込まれる。AIクローラーが読むファイルとしては不適切な内容だ。
[et_pb_row]
[et_pb_text]
本文のテキストが生のまま混ざる
[/et_pb_text]
[/et_pb_row]
[/et_pb_section]
##本文の見出し
読みやすいテキストだけが出力される
更新前後でllms-full.txtの内容はこのように変わる。
1.3.6で修正済みだがDivi 5は要確認
1.3.6はDivi 4.27で動作確認が行われている。Divi 5はコードベースが大きく変更されているため、公式には確認されていない。Divi 5環境では更新後に必ず /llms-full.txtを開いて、生のショートコードが残っていないかを確認する。
Markdown版ページは元から正常だった
補足すると、個別ページのMarkdown版(.md形式)は1.3.5以前からクリーンな出力だった。問題があったのはllms-full.txtという全体をまとめたファイルだけだ。両者の生成タイミングが異なるため、この差が生じていた。
初回アクセスに30〜40秒かかる問題の軽減策

1.3.6への更新後、/llms.txtと /llms-full.txtの初回アクセスに30〜40秒かかることがある。2回目以降はキャッシュが使われ、ほぼ瞬時に表示される。この待ち時間は、サイト全体のページを収集してMarkdownを生成する処理が動くためだ。
より深刻なのはキャッシュの有効期限が切れた直後だ。AIクローラー(OAI-SearchBot、ChatGPT-User、ClaudeBotなど)が初回リクエストを送ったとき、30〜40秒待たされるとタイムアウトして取得を諦める可能性がある。
キャッシュの仕組みを理解する
FoundByAIは生成したファイルを一定時間キャッシュする。キャッシュが有効な間は高速に配信されるが、期限切れ後の最初のリクエストでは再度フル生成が走る。バックグラウンドで事前生成する仕組みがなければ、この「最初の1人」は必ず長い待ち時間を経験する。
静的ファイルを手動配置してタイムアウトを回避する
確実な対策は、生成済みのllms.txtとllms-full.txtをサーバーのルートディレクトリに静的に配置することだ。プラグインの生成処理を待たず、常に即時配信されるため、AIクローラーがタイムアウトする心配がなくなる。
ただし、コンテンツを更新するたびに手動で再生成する運用が必要になる。サイト更新の頻度が高い場合は、キャッシュの有効期限を長めに設定しつつ、更新作業の後に手動でファイルを再配置する運用が現実的だ。
手動アップロードしたllms.txtをどう扱うか

1.3.6への更新前に手動でllms.txtをアップロードした場合、更新後しばらくはそのまま残しておいて問題はない。プラグイン生成版の配信が確認できてから削除するのが安全だ。
手動ファイルが残っていると、生成されたファイルと内容が食い違うことがある。プラグインの生成が安定したら、手動ファイルは削除して一元管理するのが望ましい。サイトの構成や更新頻度に応じて、手動配置を継続するかプラグインに任せるかを判断する。
よくある質問
llms.txtとは何か、誰が読むのか
llms.txtは大規模言語モデル(LLM)向けのサイト案内ファイルだ。robots.txtが検索エンジン向けなら、llms.txtはAIクローラー向け。サイトの重要ページ一覧や要約をMarkdown形式で記述し、AIが効率よくサイトを理解できるようにする。llms-full.txtはより詳細な全文版だ。
Rank Math SEOのllms.txt機能がオフなのに404になるのはなぜか
FoundByAI 1.3.5以前は、Rank Mathが有効化されていると「Rank Mathが配信する」と判断して自ら配信を止めていた。Rank Math側のllms.txt機能がオフだと、どのプラグインも配信せず404になる。1.3.6ではこの判断が修正されている。
Divi 5でもFoundByAI 1.3.6は正常に動くか
1.3.6のDivi対応はDivi 4.27でテストされている。Divi 5はコードベースが異なるため、公式には動作確認されていない。Divi 5環境では更新後に /llms-full.txtを開いて生のショートコードが残っていないか確認する。
プラグインを更新せずにこの問題を回避できるか
手動でllms.txtをアップロードすれば404は回避できる。ただしllms-full.txtのDiviショートコード混入は手動では根本解決できない。1.3.6以降への更新が最も確実な対処だ。
キャッシュ有効期限が切れた後の初回アクセスを速くする方法はあるか
生成済みの静的ファイルをサーバーに直接配置する方法が有効だ。キャッシュ期限に関係なく即時配信される。ただしコンテンツ更新時には手動で再生成する必要がある。
この記事のポイント
- /llms.txtの404はSEOプラグインとの競合が主因
- FoundByAI 1.3.6への更新で404とDiviショートコード混入が解決
- Rank Math SEOのllms.txt機能がオフの環境で発生しやすい
- 初回アクセスの30〜40秒はキャッシュ生成が原因
- 静的ファイルの手動配置でクローラーのタイムアウトを防ぐ

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